AIサークルコンペティションのためのGPU環境構築
Elice
2024/7/4
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目的
高性能GPU環境構築
YAI(延世大学人工知能)
延世大学の人工知能サークル(YAI)では、エリスクラウドサービスの一つであるエリスプロジェクトを導入して使用しています。今回のインタビューでは、YAIの副会長であるパク・ユンジョンさんにお会いし、エリスプロジェクトの導入事例と使用後の感想について詳しくお話を伺いました。
Q. 簡単な自己紹介とともにYAIについてご紹介ください。
こんにちは。延世大学人工知能サークルYAI副会長のパク・ユンジョンと申します。YAIは延世大学初の人工知能サークルで、人工知能を通じて社会的価値を創出することを目標に2018年から活発に活動しています。現在約70名のサークルメンバーが様々なプロジェクトと研究に参加し、サークルを牽引しています。
Q. 多くのメンバーが活動しているのですね。YAIでエリスプロジェクトを導入することになった背景は何ですか?
YAIは毎年2回「YAICON」というコンペティションを開催しています。このコンペティションを円滑に進行するためには、GPUの使用が不可欠でした。また、サークル内で論文を読んでモデルを実装するスタディも運営しており、これらの活動にもGPUが必要でした。そのため、サークルとして独自にGPUを保有する必要性を感じ、様々なオプションを検索している中でエリスプロジェクトを知り、導入することにしました。
Q. エリスプロジェクトの第一印象はどうでしたか?
第一印象は「使いやすい」というものでした。私たちはサーバーを利用する際、主にターミナル環境を多く利用しますが、エリスプロジェクトはジュピターノートブックのような直感的な環境を提供し、誰でも簡単にファイルをダウンロードしたりアップロードできる点が印象的でした。
Q. 他のGPUサービスの中でエリスプロジェクトを選んだ理由は何ですか?
他のサービスは通常、容量制限があり、それを超過すると追加料金が必要ですが、エリスプロジェクトにはそういった制約がなかったことが良かったです。また、プロジェクトごとの管理が容易である点も大きなメリットでした。そして、エリスプロジェクトは海外のGPUサービスに比べて比較的安価な価格を提供しているため、コスト面でも有利でした。
私たちは大学のサークルであり、補助金で運営しているため、利用量に応じて課金される形式よりも月額定額制がより適していました。この部分でもエリスプロジェクトは最適な選択でした。
Q. どのような用途でエリスプロジェクトを利用していますか? また、エリスプロジェクトを導入して達成したい目標についても教えてください。
前述したように、エリスプロジェクトは主にYAICONでモデルを学習させたり、インスタンスから結果を得る際に多く使用されています。また、論文実装のスタディや個人研究にも積極的に活用されています。
Q. エリスプロジェクトを初めて使用したとき、使いやすさはどう感じましたか?
最近では多くのユーザーがVSコードを使用していますが、少額で利用する方や初めて接する方にはジュピターノートブックの方が使いやすいと感じるでしょう。他のGPUサービスを利用する際、UI/UXが複雑に感じられましたが、エリスプロジェクトは初めて使う人でも簡単に利用できるようにUI/UXがよく設計されていると感じました。ただし、使い方を案内するガイドが追加で提供されると、さらに良いと思いました。
Q. エリスプロジェクトを通じて得られた成果があれば、共有していただけるとありがたいです。
主にYAICONでエリスプロジェクトを使用していたため、YAICONの優勝作や成果物をご紹介できるかと思います。以下はYAIで開催されたコンペティションで受賞したチームのプロジェクト画像です。
Q. エリスプロジェクトの価格は十分に合理的だと思いますか?
A100 GPUを提供している点を考慮すると、価格は合理的だと思いました。サークルで必ずしもA100を使用する必要はありませんでしたが、GPUの性能、速度、メモリが重要であるため、高性能なGPUであるほど有利です。この観点から、エリスプロジェクトを通じて良い価格でA100を利用できる点は合理的だと判断しました。
Q. エリスプロジェクトを他の方におすすめしますか? おすすめする場合、その理由も一緒に教えてください。
はい、実際にYAI以外にも同じ研究室の仲間にエリスプロジェクトを勧めたことがあります。大学院生は論文の締切に合わせて急いで作業をすることが多いのですが、その際にエリスプロジェクトを一度使ってみるように薦めています。A100 GPUを学生の立場で利用できる点が大きなメリットだと思います。
Q. 今後YAIが進む方向についても簡単に教えてください。
前述のように、YAIは人工知能を活用して社会的価値を創出するというビジョンを持ち、引き続き勉強と研究を行う予定です。また、毎年2回ずつYAICONコンペティションを継続的に開催する予定です。
延世大学人工知能サークル(YAI)は、エリスプロジェクトを通じてサークルの様々な研究と活動をより効率的に進めることができました。特にA100 GPUの性能と合理的な価格がサークルメンバーに大いに役立ちました。今後もYAIは人工知能を活用した社会的価値創出のために持続的に努力する予定だそうです。研究と開発のために高性能GPUをお探しの方は、ぜひエリスプロジェクトを検討してみてください。
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